大学1年生の春。動的な出会いは少しだけいつもと違う毎日で。
新しい環境と新しい人々に囲まれた日々はまだ少しだけ騒々しいかもしれない。
新入生オリエンテーションで出会った仲間も、ちょっと可愛い女子も、自分の世界にはただ新鮮な存在だ。
でも、その中で、泣きそうな顔をしているあの人だけがノスタルジックに映った。
―これは心が決めたことなんだ、"あんた"を絶対に笑わせてやるって。
大学2年生の春。静的な別れはいつものこと。
性的マイノリティの自分に愛だの恋だの無縁なものだと悟る時なのかもしれない。
「気持ち悪い」と蔑む言葉も、自分の好きな人を悉く奪っていく女子も、自分の世界には優しくない存在だ。
だから、もう、すべてを諦めてしまえばいい。すべてを。
―そう決めたところなのに、"そいつ"は俺の前に現れてしまったんだ。
同じ大学内を舞台にした「愛すること愛されることに諦めを感じているゲイの2年男子学生」と「真新しい環境の中で沈んだ顔のあの人が気になってしょうがないノンケの1年男子学生」のスイートストーリー(の予定)。性的マイノリティ故に恋愛は難しいのに、ずっと想い続けてきた人に別れを切り出され暗く沈んでいるところをひょんなことから後輩に目撃されてから日常は色を変えていきます。
奇抜なストーリーやイベントはご用意しておりませんが、ゆったりとした恋愛にスポットを当ててイベントスケジュールを組んでおります。
目を見張るような出来事はないけれども、苦くて甘い"ふたり"の物語を紡いでみませんか?